こんにちは!すずなり農園の松尾です。無肥料・無農薬・無耕起・虫を殺さない無殺生の農業の可能性を研究し、日々実証実験しております。
今日は、トマトのシチューのつくり方を説明します。
まずトマトのシチューを作るには、トマトの苗を作らないといけません。
今回ご用意した苗はこちら。
この苗は、種から大事に育てた苗です。ホームセンターで買った苗とは違い、思い入れが半端ねーです。
トマトのシチューを作るにはトマトが必要ですよね。なので、トマトを育てるためにトマト用の支柱を立てます。
トマトのシチューはトマトの支柱がないと作れないんですよ。
支柱は、4本を合掌型に組んで作ります。そうすることで台風やトマトの重みにも耐えられるシチューになります。
そしてその支柱の棒に沿わせて1本仕立てと2本仕立てで育てる方法があります。
大玉トマトは1本仕立て、つまり、トマトの脇芽は生長させないようにして1本で育てます。
各支柱に一本ずつ植えて、支柱に添わせるように管理します。
ミニトマトは、最初に花が咲いたところの真下の脇芽を成長させて、Y字になるように育てます。
こうすることで、根っこが倍のび、実付きもとてもよくなります。
いっぱいトマトが採れると、それだけトマトシチューがたくさん作れるということになりますね。
自然農法で有名な福岡正信さんは、シチューのために支柱を立てたかは知りませんが、とにかく、トマトが良く育つような管理をしつつ、自然にトマトが育つ方法を模索する戦法にします。
昨年は、完全放任で地這いで育てたところ、よくわからない感じに生長してしまったので、今回はトマト育成の基本にのっとってやってみようと思っています。
では、さっそく支柱を立てたいと思います。
支柱を立てるためには、その場所を探すところから始めます。畑「戊」は、立ち上げたばかりの畝のため、自然耕させるために畝にライ麦やらオーツ麦がたくさん生えており、生物多様性を向上させるため、いろんなところにいろんなものが植わっています。
ですので、新たにものを植える場所を探すのにはとても苦労します。
そこで有効なのが、協生農法™の「時空の種」理論です。時空の種理論は、時間、空間、そして野菜の特徴を生かしながら、シーケンシャルに植物を育てる手法です。
畝にすでに植わっているライ麦やエンドウやハクサイなどの特性を鑑みながら、トマトを植える場所を探します。トマトは支柱で管理するため上に伸びます。そして、夏に旺盛になります。そのあたりを考え、場所を決定しました。
決定した場所に支柱を立てようとする僕でしたが、
ライ麦の勢いがすごすぎて、なかなか支柱が立てられません。
はたして支柱は立てられるのか!!??
続きはYouTubeでお楽しみください!
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